薬学部6年生コロちゃんのブログ!!

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第104回薬剤師国家試験結果と勉強方法

 

こんにちはコロちゃんです!

第104回薬剤師国家試験(2019/2/23~24)おつかれさまです!

 

Twitter、質問箱で勉強方法についてたくさん聞かれたので本記事ではコロちゃんの

【1】結果 

【2】勉強方法 

【3】質問箱でいただいたメッセージ

について書いていきます!

 

 

読者対象:

これから薬剤師国家試験を受ける受験生

特に青本のような太い本に対するやる気がなく、コスパよくとりあえず合格さえすればいいと思っている薬学生にオススメ

 

 

 

 

 

【1】結果 (薬ゼミ自己採点システムより)

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第104回薬剤師国家試験 自己採点結果

 

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第104回薬剤師国家試験 得点率分布(ピンクは自分の位置)

 

 正式な合格発表日は3/25なので後日追記します。

 

 

 

【2】勉強方法

まず結論だけを(目的)(戦略)(戦術)の3つに分けて一言ずつまとめたいと思います。

 

●目的

国家試験に合格する

 

●戦略

コスパ(コストパーフォマンス)の良い方法で進める

 

●戦術(やったこと)

薬ゼミ要点集を全部読む。全部。

覚えてなさそうなところはチェックしておく。

翌日は前日の復習をする。

 

●戦術(やらなかったこと)

文字を極力書かない(まとめない ノートを作らない 

授業に出ないor出ても聞かない(薬ゼミの直前講習のみ資料だけ回収し退場)

 

 

また戦略において時期別に意識していたことは以下の通りです。

●中長期で意識していたこと(11月〜1月)
全体のフレームを把握

→いま自分が全範囲のどの範囲を勉強しているのかを俯瞰的に捉える

●直前期で意識していたこと(2月)
コスパ最悪科目を捨てる

→物理/化学/生物は配点が低く、忘れにくいという理由でほぼ捨てた

 

 

 

さてここからはQ&A方式で書いていきます。

Qに対して(回答)(理由)(余談)の3部構成で記載しているものがあります。

(余談)は長い無駄話なので飛ばしてOKです。

 

 

(0)模試の結果からの推移は?※約で回答

・統一模試Ⅰ  80点

・統一模試Ⅱ  190点

・統一模試Ⅲ  230点

・国家試験 280点

 

 

(1)国家試験対策はいつから始めたか?

(回答)11月10日から

(理由)11月まで卒業研究があったから

(余談)

就活と卒研で統一模試Ⅰでは悲惨な結果に...

さすがに低すぎると思った方もいると思う

実は問題がさっぱりわからなくて、解くのを諦めたからだ

必須だけはなんとか1年半前に勉強したCBTの知識で解けるのもちらほら....

理論になるとさっぱりわからないという経験をした6年生は多いのではないか笑

わかる問題を探して真剣に解いてたら120点ぐらいとれたかもしれない...

というのも学内平均が150で自身のこれまでの学内成績が学年下位1割だったからだ

定期試験は再試験常連、GPAは1点代の年も何回か...

成績表を見ればCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC

視力検査にしては面白さに欠ける

教授には「コロ助くん、君は国家試験に受からない」とまで言われた

過去問を暗記していれば理解不要でスルスル学年があがる大学なのだ...

(留年する人はほとんどいない)

例えば問題の1文字目が「ス」だから誤といった勉強方法でクリアできたのだ笑

ちなみにこれは薬理の「スキサメトニウム」の「ス」である

問題文は知らないし、覚えてもいない

今思い出すと、とんでもないシステムである

それゆえ「コロ大生は薬理が苦手」と薬ゼミに毎年言われているのだ笑

コロ大生「ここ何学部だっけ?」「薬剤師向いてないのでは?」

もはやここまではテンプレ

 

(2)1日何時間勉強していたか?

(回答)

11月    平日4時間 土日0時間

12月 平日4時間 土日0時間

1月  平日4時間 土日1〜2時間

2月  平日2〜3時間 土日2〜3時間

 (理由)

集中力がもたないから。

1日4時間を超えた勉強をいままでしたことがほとんがない...

(余談)

1月に平日5時間やってみたが、効率が落ちて逆にダメだった。

長時間勉強できる人が羨ましい。

 

(3)メイン教材は何を使っていたのか?

(回答)薬ゼミ要点集

(理由)コスパ最強だから

(余談)

なぜコスパ最強なのか?まずは、次の一言から考えたい。

薬剤師国家試験の大手予備校がこのように言うからだ。 

みんなが取れる問題を取れば受かる

具体的に言うと

正答率60%以上の問題を正解できれば合格できる

なぜなのか?

それは大手予備校の業界No1の薬ゼミが次のように述べているからだ。

「前年の第103回国家試験の正答率60%以上の問題は230問あった」

ちなみに今年の第104回は正答率60%以上の問題が252問もあったそうだ。

※合格ラインは前年までは225問正解(65%)

また、このことから言えるのは逆に

「みんながわからないような難しい問題は解ける必要はない」

ということである。

話を戻そう。

要点集は正答率60%以上の問題を解くための情報だけを集めたものと言える。

少し大げさしれないが試験を終えてより強く感じた。

青本は無駄が多すぎる。しかし青本不要論を唱えたいわけではない。

国家試験合格のためだけに青本をベースに置く必要がない。

むしろ効率が悪い。

難問でも解けるような情報も要点集に比べてたくさん乗っているからだ。

見分ければよくない?

受験素人学生が「ここが難問の情報だ。ここが絶対に落とせないところだ」

と、判断するのは難しいしできたとしてもその判断に使う時間が無駄だ。

 

 

(4)メイン教材(薬ゼミ要点集)はどのように使っていたのか?

(回答)全部読む。頭に入っていないと感じる箇所をチェック。

(理由)部分読み(赤字のみ等)すると、やはり足りないから。

またチェックにより2周目以降読む際に強弱がついて暗記効率爆上げ

慣れてくれば、2時間であの太い衛生1周も可能だ。

(余談)

コロちゃんは国試1日目夜は衛生要点集1周チャレンジを2時間でクリアした。

 

 

(5)サブ教材は何を使っていたか?

(回答)

①領域別問題集 

青本 

③WEBオンライン冬季講習(12月〜)

(①理由)

アウトプットのため。

過去問に慣れるため。

※薬剤のみ未使用

(②理由)

化学反応における電子の移動を知るため 

※化学のみ使用

(③理由)

勉強時間が少ないのを補完するため

(余談)

WEBオンライン冬季講習は入眠前に聞いていた。なかなか良い。

受動的に学習できるのがいい。積極的な学習は疲れる。

早送り巻き戻しができるのがリアルと違って非常に良い点である。

 

 

【3】質問箱でいただいたメッセージ

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追記(2019/2/27)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

"合格さえすればいい"という表現は良くない表現だったかもしれません。しかし、これは薬剤師国家試験や薬剤師業務を舐めているというわけではありません。

目的は薬剤師国家試験に「合格すること」です。「地域に貢献できる薬剤師になる」とか「チーム医療でリーダーシップを発揮できる薬剤師になる」ではないです。また「345点(満点)を取る」でもないです。めちゃくちゃ頑張ったから、苦しい思いして泣きながら勉強してきたから薬剤師になれるわけではありません。当然ですが薬剤師国家試験に合格しなければ薬剤師として患者さんの前に立つことは許されません。

勉強は国家試験後にもいくらでもできますし、むしろいくらでもやらざるを得ない状況になると思います。

将来のことを考えるのもいいですが、まずは薬剤師になっていいよと国から免許を確実にもらえるようにとりあえず合格しにいきましょう。

追記終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜